トレイルランニングの練習

平日の休暇を利用して、埼玉県飯能にある伊豆ヶ岳までトレランの練習に行きました。とてもよい天気で、風も気持ちよく、絶好のコンディションでした。

正丸駅で下車。何ヶ月ぶりかの山の景色。人が少ない分、人目を気にせず、自分のペースで練習ができるよいコースだと感じることができた。

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舗装された登り坂を1kmくらい抜けた後、山の敷地内に差し掛かる。久々の自然にテンションが上がる。

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小川と並走した急斜面は、この先道が続いているのか不安になるような景色に。辛うじて道らしいところを抜けながら、走ることもままならず歩き続ける。

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目の前には急勾配の階段が続く。左に人工の手すりがつけられているから、たしかに登山道なんだと安心しつつ、息を切らして登り続ける。

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案の定、しばらく登りが続く道。追い越す人も3〜4人程度。中高年女性の二人組か、シニアのご夫婦といった方が登山を楽しんでいる。健脚コースとして紹介されていたから、子供や初心者よりは少し経験のある人を対象にしたハイキングコースになっている。

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1時間くらいすると、ようやく眼前には開けた景色が広がる。東西南北の確認をすることもなく、10秒程度撮影のために立ち止まる。

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登り始めて、おそらく5km弱くらいで伊豆ヶ岳に到着。思っていたよりは、早くついたという印象。この先に進むか一瞬迷うが、久々の山なので、予定外のことは控えることにした。

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下りは、上りの半分くらいの時間で、スピードに乗って下りていく。滑りやすい土のあたりは警戒するも、スピードが出てくるとあまり気にしなくなるのが不思議なものだ。トレイルの一つの魅力は、なだらかな下りを疾走するところにあるのだと感じる。1時間30分のほぼ予定通りの時間で練習を終えられた。

都心からは2時間程度の道のりだが、軽装で十分行ける場所と考えると、お手軽コースかもしれない。

新型コロナウィルスで、あらゆるスポーツが中止を余儀なくされているが、ランニングはある程度は許容されているなか、トレランなどは今後さらに競技人工が増えるだろう。大自然のことを考えながら、己の体力の限界に挑むところが、このスポーツの魅力だ。

体幹でバランスをとり、いかなる足場にでも対応しながら、その速さを競う。もう無理だと体が悲鳴をあげても、少し休むだけで回復する。それは自然と一体になり、エネルギーをもらえるからのように感じる。ロードランニングで基礎体力を強化しながら、まずは30km級のトレランレースで完走し、50歳までに100km級のレースに参戦することを目標にしたい。