弁当男子に

家にいる時間を充実させるには、食べたいものがいつでもストックされているといいなと思うようになり、弁当作りを始めてみた。

見た目よりも、ボリュームや食材のバランスを考えて何を作るかを考えるのが楽しい。また、余っている食材で何か簡単な一品ができたときは、嬉しい気分になることに気づく。

始めたもう一つのきっかけは、ランチのお店が閉まっていることや、外で食べることへの抵抗感から、テイクアウトを利用するようになるも、毎日1,000円という金額に罪悪感を感じ始めたことだ。それまでは650円くらいまでに抑えていたのに、最近ランチ代も膨れ上がったので弁当を作ることに行き着いた。

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(カロリーは高めの弁当)

 

家で食べる料理を作った後も、少し残して弁当用にストックしておく。茹でるだけ、混ぜるだけ、焼くだけのシンプルな工程でできるものが好ましい。夜の残りで2品ほど、朝になってからもう一品という感じが続けやすいか。

 

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(見た目が茶色いので、オクラで緑を足してみる)

 

今は、とにかく家にいる時間が増えたからできるところもあるだろう。これが、また普段通りになった時に続けられるかは、考えないようにしている。やりたいからやっている。飽きたらやめる、それでいい。もし、続けていくモチベーションになるものがあるとしたら、どれだけ食費が浮いたか、または冷蔵庫の中が今まで以上に充実しているかという点が大事と思う。

 

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(卵焼きでスペースを埋めることも覚えた)

 

弁当男子という言葉が使われたのは、2008年ごろだという。その頃はまだ独身でもあったし、料理にはさほど興味もなかった。しかし、40歳を過ぎて少し身体のことも考え出し、よりヘルシーな食事をと考え始め、自炊に興味が出てきた。今は、特に男性が料理をすることがブームでも、珍しいことでもなくなった。時代の流れだと思う。

クックパッドを料理する時よく見ていたが、最近はYouTubeを見ることが増えた。これも一つの流れなのか。テレビがついていると料理番組なども気になる。新しい食材や調味料に手を広げてみたい。真の弁当男子になるための道を、もう少し歩んでみようかな。